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1. 歌は歌に (2’00”) 2. 我歌�機� (1’40”) 3. 秋の心 (2’20”) 4. 我歌�� (1’50”) 5. 我友 (2’50”) ---------- 2023年9月18日、石若雅弥作品展にて全曲初演作品。与謝野晶子に関するイベントでの委嘱作品を中心に、どの曲も合唱祭や合同演奏で取り上げやすいコンパクトな作品。 詩の中に多く出てくる「歌」という言葉は晶子にとっては「詩」という意味だが、「歌うこと」に置き換えて読むことが出来、合唱を愛する人々に共感できる内容である。楽譜は混声三部合唱の形式をとっているが、女声パートのみの女声二部合唱として演奏することも可能。全5曲。 グレード:初?中級 演奏時間:約11分 <まえがき> 2020年初め、大阪府立泉陽高校音楽部から、翌年4月開催の第20回定期演奏会用の新曲委嘱を受けました。その後、新型コロナウイルスが猛威を振るい、高校生たちの学校生活にも大きな影響を与えました。そのような中で出会ったのが「我友」という詩でした。 さらに、ウクライナで戦争が始まった2022年。大学生によるジョイントコンサートのメイン曲に、学生たちが拙作「君死にたまふことなかれ」を選曲しました。そのアンコールとして作曲したのが「歌は歌に」です(本番にさきがけ、1ヶ月前の「晶子フォーラム」でChor.Draftにより試演)。 その2曲を軸として、与謝野晶子の「歌」にまつわる詩を選び、この曲集を仕上げました。 詩の中の「歌」は晶子自身は「詩」について書いていますが、作曲をする上での「歌」や、「歌うこと」にも置き換えて読めることもでき、我々にも共感できるところがあるのではないでしょうか。 「歌は歌に」 日露戦争中、出征する弟への思いを綴った『君死にたまふことなかれ』を晶子が発表した後、世間からは大きな批判を受けました。それに対して発表した「ひらきぶみ」の中の一節です。「後世にも自信をもてる自分の真実の思いを、うたに込めたい」という強い意志を感じます。前奏や後奏に、拙作「君死にたまふことなかれ」のモチーフを引用しています。 「我歌�機� まるで雫のような、自分の「歌」を探し求めて…。 「秋の心」 昨日までは歌えたのに…歌えない日もある。そのような悲しみを喜びに変え、今日も歌おう。 「我歌�供� 私の歌は短いかもしれないが、加えることも省くこともない、無駄のない歌である。 「我友」 友と共に歌う喜び。今の時代だからこそ、よりいっそうその大切さを感じます。 ハ長調の主和音「e, c, g」をモチーフに作曲しています。 譜面上は混声三部合唱になっていますが、女声二部合唱としても、また女声パートをオクターヴ下げて男声二部合唱としても演奏可能です。混声合唱団の男声パートが少ない合唱形態を配慮して作っていますので、女声合唱と混声合唱の合同演奏にも最適です。合唱祭のステージ用に曲を組み合わせたり、アンコールピース用に1曲をとりあげていただいても良いかと思います。 この作品を通して、老若男女問わず「みんなで歌うよろこび」を共有できればと願っています。(石若雅弥)
石若雅弥
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