新譜・新刊 入荷ご案内 (2024年1月)


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国内盤・輸入盤 CD 【入荷商品】

入荷日 2024/1/26

混声合唱団鈴優会 第32回定期演奏会  [Giovanniコーラスライブラリー] 【100セット限定生産】  ※ 2024年2月1日発売
  Opening
     混声合唱団鈴優会団歌
 1. 鈴の音のハーモニー  作詩:混声合唱団鈴優会 作曲:名島啓太

  1st Stage
  混声合唱組曲 旅の途の風に  作詩:須田貢正 作曲:佐藤敏直
 2.   1. 春のしぶき
 3.   2. 六月の雨
 4.   3. 旅の途の風に
 5.   4. 訣別の時
 6.   5. 晩秋の里で

  2nd Stage - 平和への祈り -
        Requiem for Peace より
 7. Kyrie eleison (Lord, Have Mercy) 作曲:Larry Nickel

        The Peacemakers より
 8. Dona nobis pacem 作曲:Karl Jenkins

 9. Night Shall Be Filled With Music 作詩:H.W.Longfellow 作曲:Larry Nickel

  3rd Stage - 創団30周年記念委嘱作品 -
  混声合唱とピアノのための組曲 花と森と人と 作詩:長田弘 作曲:松本望
10.   花を持って、会いにゆく - I. Andante
11.   花を持って、会いにゆく - II.Allegro
12.   人生は森の中の一日 - I.Con Moto
13.   人生は森の中の一日 - II.Largo

  4th Stage - クリスマス名曲集 -
14. O magnyum mysterium 作曲:Tomas Luis de Victoria
     リーダーシャッツ21 混声合唱クリスマス篇 より
15. 荒野の果てに 讃美歌1-106番 編曲:堀内貴晃
16. ジングルベル 訳詞:宮沢章二 作曲:J.ピアポント 編曲:信長貴富
17. 赤鼻のトナカイ 日本語詞:新田宣夫 作曲:J.マークス 編曲:横山潤子
18. クリスマス・イブ 作詩・作曲:山下達郎 編曲:大竹くみ 
19. あわてんぼうのサンタクロース 作詞:吉岡治 作曲:小林亜星 編曲:松永ちづる

  Encore
20. Happy Xmas (War is over) 作詞・作曲:J.レノン / Y.オノ 編曲:長生淳

 ※2022年12月25日 渋谷区文化総合センター大和田さくらホール
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1992年に創団した混声合唱団鈴優会の32回定期演奏会。委嘱初演となる松本望作曲の「花と森と人と」をはじめ、同演奏会の全演奏曲を収録。
指揮:名島啓太[2-20]、木村宏輝[1] / ピアノ:岩井智宏 / 合唱:混声合唱団鈴優会
12401001 / Giovanni / 国内盤 ご注文へ
 

リスト:「聖人の伝説」集 vol.2 - Liszt: Legends of the Saints 2 -
 1. 火刑台上のジャンヌ・ダルク S373/1*
 2. 火刑台上のジャンヌ・ダルク S.293*
 3. 聖チェチーリア S5
 4. 聖チェチーリア S343
 5. 聖クリストフ S47
 6-7. 栄えよポーランド(オラトリオ「聖スタニスラウス」より間奏曲)
 8. アヴェ・マリア IV S341
 9. エレジー第1 番 S130a
 10. 詩篇137 S17/2
 11. アンジェルス!守護天使への祈り S378/1(ハルモニウム版)
 ※録音:2021, 2022年 / *リスト・アカデミー版による世界初録音
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ハーゼルベックによる、リストが作曲した「聖人の伝説」集第2弾の登場。vol.1(AP.297)に続いて、歌唱陣にも豪華な顔ぶれをそろえています。1865年に僧籍に入ったリストは、キリスト教を題材とした作品を多く書くようになります。そして、ほかの作曲家にはあまり例をみませんが、絵画や書物から題材をとった、聖人にまつわる音楽を多く書いています。ここでは、「聖人の伝説」として、キリスト教上の様々な聖人にまつわる物語を音楽にした作品をシリーズとしてお届けします。当盤に収録されているのはいずれもリストの晩年の作品。リストの3つめのオラトリオ「聖スタニスラウス」は未完の作品ですが、もともとリストが独立した器楽曲としても構想した「間奏曲」は充実したオーケストラ曲となっています。聖チェチーリアに関する楽曲が2 つ収録されていますが、S5のほうは大編成なオーケストラ、グレゴリオ聖歌からの引用などが見られる一方、S343のほうは比較的小編成で瞑想的な空気の作品となり、まったく性格が異なっており興味深いです。聖クリストフについてはあまり知られていませんがこれは旅人の聖人で、旅人に力を与えると言われています。また、タイトルには直接聖人の名が見られない作品も収録されており、リストの芸術を様々な角度から鑑賞することができます。
イム・スンヘ(ソプラノ)、ソフィア・ヴィニク(メゾ・ソプラノ)、ステファニー・ハウツィール(メゾ・ソプラノ)、トーマス・ハンプソン(バリトン)、シネ・ノミネ合唱団、マルティン・ハーゼルベック(指揮)、ウィーン・アカデミー管弦楽団/Orchester Wiener Akademie, Martin Haselboeck
12310012 / APARTE / 輸入盤 ご注文へ

ジョスカン・デ・プレ:不運が私を打ち / ステファン・マクラウド、リ・アンジェリ・ジュネーヴ - Josquin Desprez, malheur me bat -
 1. ミサ「Malheur me bat (不運が私を打ち)」よりキリエ
 2. Douleur me bat (悲しみが私を打ち)
 3. ミサ「Malheur me bat (不運が私を打ち)」よりグローリア
 4. Nymphes des bois(森の妖精)-オケゲムの死に
 5. ミサ「Malheur me bat (不運が私を打ち)」よりクレド
 6. 主よ、われをあわれみたまえ
 7. ミサ「Malheur me bat (不運が私を打ち)」よりサンクトゥス
 8. 千々の悲しみ(Mille regretz)
 9. ミサ「Malheur me bat (不運が私を打ち)」よりアニュス・デイ
 10. Preter rerum seriem (この世の秩序を超えて)
 ※録音:2023年1月、スイス
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ジョスカンは15-16世紀を代表する作曲家であり、世俗曲と宗教曲の両方でヨーロッパ中に名を馳せました。これは、世俗曲と宗教曲を交互にプログラムした1枚です。どちらにも共通しているのは、ジョスカンの多声音楽作曲の天賦の才に満ちていること。さらに、ひとつの作品(「Preter rerum seriem(この世の秩序を超えて)」)を除いてすべてフリギア旋法(あるいはホ調)のものであることも、ディスクに一貫性をもたらしています。声楽アンサンブル「リ・アンジェリ・ジュネーヴ」はここで、各パート2名という編成で、研ぎ澄まされた美しさの演奏を展開しています。指揮のマクラウドはバス・パートを歌いながらの指揮。ジョスカンの音楽の深く感動的な面が存分に引き出されており、聴き手は、親密かつ瞑想的な静謐の世界にどっぷり浸かることができます。
リ・アンジェリ・ジュネーヴ(声楽アンサンブル)、ステファン・マクラウド(指揮)/Stephan Macleod & Gli Angeli Geneve
12310013 / APARTE / 輸入盤 ご注文へ

合唱の芸術 第5集「ロマン派」 - Art choral, vol. 5: Romantique -
 1. ラインベルガー(1839-1901):夕べの祈り Op.69-3(6声)
 2. メンデルスゾーン:(1809-1847):モテット「主はあなたのために天使に命じ」 MWV B 53(8声)
 3-4. ブルックナー(1824-1896):
  モテット「正しき者の唇は知恵を語る」 WAB30(8声)
  モテット「この場所は神が造り給う」 WAB23
 5. ヴェルディ(1813-1901):われらの父よ(5声)Priere O Padre nostro a 5 voix
 6. チャイコフスキー(1840-1893):ヘルヴィムの歌 O p.41-6(4声)
 7-9. ブラームス(1833-1897):
  死神 WoO 34-13(4声)
  Abendstandchen Op.42-1(6声)
  Darthulas Grabgesang Op.42-3(6声)
 10. マイヤベーア(1791-1864):Offertoire Pater noster(4声)
 11. グノー(1818-1893):モテット「Sicut cervus」 CG 148(4 声)
 12. フォーレ(1845-1924):モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」 Op.65-1(5声)
 ※録音:2022年3月7-8日/ケベック、ミラベル、聖オーギュスタン教会 [33:47]
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ルネサンスから現代まで6 世紀にわたる合唱の歴史をたどるユニークなプロジェクト「合唱の芸術」シリーズの第4弾。全11 集を刊行予定で、順不同で発売。今作はロマン派特集となっており、美しい和声が織り成す色彩の変化が楽しめます。
マティアス・マウテ(指揮)、アンサンブル・アートコラール/Ensemble ArtChoral, Matthias Maute
12310010 / ATMA Classique / 輸入盤 ご注文へ

聖トーマス教会のクリスマス・キャロルの夕べ - Weihnachtsliederabend -
 1. フリードリヒ・ヴァイセンゼー(1560-1622):ダビデの子にホサナ
 2. ブラームス:白い小鳩
 3. フーゴー・ディストラー(1908-1942):私は3本の枯れ枝を折り取り
 4. シュッツ:慰めよ, わが民を慰めよ
 5. ギュンター・ラファエル(1903-1960):マリアはいばらの森を通り
 6. ブラームス:おお救い主よ, 天を破り開けたまえ
 7. レーガー:船がやってくる
 8. メンデルスゾーン:いかなれば諸々の民の立ち騒ぎ
 9. グスタフ・ブラント(1883-1963):諸王の王
 10. ヤン・サンドストレム(b.1954):グロリア
 11. カール・リーデル(1827-1888):来たれ, 羊飼いたちよ
 12. ゼトゥス・カルヴィジウス(1556-1615):愛しいヨセフ, わたしのヨセフ
 13. リハルズ・デュブラ(b.1964):ベツレヘムに幼な子生まれぬ
 14. ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630)&ヨハン・シェレ(1648-1701):高き天よりわれは来れり
 15. ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):エサイの根より
 16. フリードリク・シクステン(b.1962):かくも徳高き薔薇はない
 17. ジョン・マッカーシー(b.1961)編:リトル・ドラマー・ボーイ
 18. エアハルト・マウエルスベルガー(1903-1982):クリスマス
 19. グスタフ・シュレック(1849-1918)&ゲオルク・クリストフ・ビラー(1955-2022):きよしこの夜
 ※録音:2023年1月9日-13日、パウル・ゲルハルト教会(ライプツィヒ、ドイツ) [70:06]
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約800年にもおよぶ歴史を持ち、J.S.バッハが27年間カントル(トーマスカントル/楽長)を務めたことでも知られるライプツィヒの少年合唱団、聖トーマス教会合唱団(聖トーマス教会少年合唱団、ライプツィヒ聖トーマス教会聖歌隊などとも)。2021年9月に大バッハ以後第18代目のカントルとして宗教改革以後初のカトリックのスイス人カントルとなるアンドレアス・ライツェ(アンドレアス・ライゼ)を迎えて新たな時代に突入し、2023年夏には新カントルとの初レコーディングとなる「J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV 232」(VROP405253/ROP405253)をリリース。継承され続ける伝統の歌声、ライツェの就任わずか1年後とは思えぬ統率力と完成度の高さで大きな反響を呼びました。ますます期待が高まる彼らの次なるリリースは珠玉のクリスマス・キャロル集。これらの歌は彼らにとっては単なる音楽的パフォーマンスに留まらず、長い歴史の中で築き上げてきた文化的遺産でありクリスマスという伝統の連続性を象徴する特別な存在。カルヴィジウス、シャイン、シェレ、マウエルスベルガー、ビラーといった歴代のカントルたちが手掛けたキャロルもふんだんに盛り込んだ聖トーマス教会合唱団ならではといえるクリスマス・アルバムに仕上がりました。
聖トーマス教会合唱団、アンドレアス・ライツェ(指揮)/Thomanerchor Leipzig, Andreas Reize(cond)
12310015 / Rondeau / 輸入盤 ご注文へ

マインツ大聖堂のクリスマス - Christmas at Mainz Cathedral -
 1. カルステン・シュトルク(b.1973):いかに私はあなたを迎え
 2. マティアス・ブライトシャフト(b.1950):主を待ち望むアドヴェント
 3. フーゴー・ディストラー(1908-1942):おお救い主よ, 天の扉を開け
 4-5. ヨハネス・エッカールト(1553-1611):来たれ, 全世界の救い主よ、真心もて, おお人の子らよ
 6. ディーター・デ・ラ・モッテ(1928-2010):マリアはいばらの森を歩み
 7. アンドレアス・ハンマーシュミット(1612-1675):門を広く開けよ
 8. トーマス・ガブリエル(b.1957):船がやってくる
 9. ハンス・ミースナー(1877-1957):きよしこの夜
 10. ヨハン・フリードリヒ・ライヒャルト(1752-1814):聖なる夜!
 11. ジョン・ラッター(b.1945)(カルステン・シュトルク編曲):降誕のキャロル
 12. シャルル・アダン(1803-1856):おお聖なる夜(クリスマスの聖歌)
 13. トーマス・ガブリエル:クリスマス・イヴ
 14. ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):エサイの根より
 15. カール・ティール(1862-1939):神の御子は今宵しも
 16. ローラント・ビューヒナー(b.1954):行きて山の上で告げよ
 17. メンデルスゾーン:天には栄え
 18. エンゲルベルト・フンパーディンク(1854-1921):夕方にはもう寝たい(歌劇 《ヘンゼルとグレーテル》より)
 ※録音:2023年7月&9月、マインツ大聖堂 [63:50]
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ドイツ三大聖堂の1つにも挙げられ、1000年以上の歴史を誇るマインツ大聖堂(ザンクト・マルティン大聖堂)の合唱団が、トーマス・ガブリエルによって合唱とオーケストラのために特別にアレンジされたクリスマス・キャロルの魅惑的なアルバムを発表します。ガブリエルは伝統的なクリスマス・サウンドと現代的なニュアンスを織り交ぜた繊細なスタイルで知られており、彼のアレンジは原曲の古典的な美しさを失うことなく、曲にモダンなタッチを与えています。「きよしこの夜」を始めとした古今の有名なクリスマス・キャロルの数々に新たな芸術的深みが加えられ、特別なクリスマス・シーズンを体験できることでしょう。
でしょう。
マインツ大聖堂合唱団、マインツ・ザンクト・マルティン大聖堂カントライ、カルステン・シュトルク(大聖堂カペルマイスター)、大聖堂&聖クインティン少女合唱団、ミヒャエル・カルテンバッハ(大聖堂カントル)、マインツ大聖堂管弦楽団/Mainzer Domchor, V.A.
12310018 / Rondeau / 輸入盤 ご注文へ

アドヴェント・ライヴ Vol.3 - Advent Live Vol.3 -
 1. シェリル・フランシス=ホード:Lo! The desert-depths are stirr’d *
 2. フィリップ・レッジャー:アドヴェント・カレンダー
 3. ヘレン・グライム:Telling *
 4. フランシス・ポット:There is no rose
 5. J.S.バッハ:神のひとり子なる主キリスト BWV 601
 6. ジョン・レイモンド・ウィリアムズ:Pan fo’r stormydd garwa’n curo
 7. 賛美歌:久しく待ちにし主よとく来たりて
 8. 不詳(15世紀):Nowel, nowel. Owt of your slepe
 9. ジュディス・ウィアー:Drop down, ye heavens, from above
 10. J.S.バッハ:来たれ、異教徒の救い主よ BWV 659
 11. サイモン・プレストン:There is no rose
 12. 賛美歌:Come, thou long-expected Jesus
 13. ハリー・レストレインジ:O virgo virginum *
 14. ピーター・マックスウェル・デイヴィス:One star, at last
 15. 伝承曲:Antiphons - O Dayspring; O King of the nations
 16. J.S.バッハ:目覚めよ,と呼ぶ声あり BWV 645
 17. ピーター・ウォーロック:Adam lay ybounden
 18. J.S.バッハ:神の御子は降りたまえり BWV 600
 19. 賛美歌:On Jordan’s bank the Baptist’s cry
 20. 伝承曲:Antiphon - O Emmanuel
 21. フィリップ・レッジャー:Adam lay ybounden
 22. ジョン・ガードナー:A Gallery Carol
 ※録音:2020年-2022年/* ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団のために書かれた作品 [56:27]
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1670年代から礼拝での役目を担うなど歴史と伝統を誇り、現在では世界屈指のカレッジ聖歌隊として知られるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきたアンドルー・ネスシンガ。「アドヴェント」とは、クリスマス(イエス・キリストの降誕)を待ち望む期間のことで、この時期に歌われる作品を集めた「アドヴェント・ライヴ・シリーズ」の第3弾!6世紀頃にはすでに歌われていた作品から、現代作曲家の作品まで幅広く収録されており、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団のために書かれた作品も3曲収録されています。
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団、アンドルー・ネスシンガ(指揮)、他/Choir of St John’s College Cambridge, Andrew Nethsingha, George Herbert
12310014 / SIGNUM CLASSICS / 輸入盤 ご注文へ
 

入荷日 2024/1/19

フンガリカ - Hungarica -
 コダーイ:
  1. ロマがチーズを食べる
  2. マトラの風景
  3. 夕べの歌
 バルトーク:
  4. 苦しみ
  5-8. 4つの古いハンガリー民謡
  9. さまよい歩く
 リゲティ:
  10-11. 夜-朝
  12. 孤独
  13. パーパイ夫人
  14. 永遠の光(ルクス・エテルナ)
 ※録音:2022年10月6-8日/サル・コロンヌ(パリ)
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コダーイ、バルトーク、リゲティというハンガリー近現代を代表する3名の合唱曲を集めたアルバム。いずれも民謡に基づき、合唱の美しさと効果を存分に発揮させた逸品揃い。アンサンブル・ゼネはハンガリー人ブリュノ・ケレ=ボジャールが2014年に結成。「ゼネ」とはハンガリー語で「音楽」を意味し、バロックの合唱作品を主なレパートリーにしています。彼らの2枚目となる当アルバムはリーダーの母国への思いが詰まっています。コダーイの合唱曲は重要なレパートリーとなっていますが、なにより興味津々なのはその弟子リゲティのハンガリー時代の諸作。ドイツへ亡命後に作られ、キューブリックが「2001年宇宙の旅」で使用してリゲティの名を世界的にした「永遠の光(ルクス・エテルナ)」が収録されているのも嬉しい限り。驚くほど感動的な出来となっています。
ブリュノ・ケレ=ボジャール(指揮)アンサンブル・ゼネ/Ensemble Zene, Bruno Kele-Baujard
12310006 / APARTE / 輸入盤 ご注文へ

第3集:ミサ曲とモテット集 - Gregor Joseph Werner: Masses and Motets -
グレゴール・ヨーゼフ・ヴェルナー(1693-1766):
 1-20. ミサ曲「スント・ボナ・ミクスタ・マリス」III/19
 21. モテット「あがない主の恵み深い御母」III/160
 22. モテット「アヴェ・レジーナ・チェロールム」
 23-26. ソナタ第1 番
 27. モテット「御身の憐れみの下に」III/249
 28. モテット「レジーナ・チェリ」III/189
 29-50. ミサ・ソレムニス「雲の向こうに太陽」
 ※セッション録音:2023年1月1-5日/聖ヨハニス市立教会(ハノーファー)/レコーディング・プロデューサー:ルトガー・ベッケンホーフ [74'03]
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古楽の名人集団ラ・フェスタ・ムジカーレによるヴェルナーの作品集第3弾は「ミサ曲とモテット集」です。オーストリア生まれのグレゴール・ヨーゼフ・ヴェルナー(1693-1766)はウィーン古典派の誕生に貢献した作曲家。1728 年からエスターハージ家の宮廷楽長に就任し、以後生涯この座を務めました(ヴェルナーの歿後、あのハイドンが当宮廷の楽長に就任しています)。多作曲家として知られるヴェルナーですが、その多くは教会音楽に関係する声楽曲です。ハイドン以前の対位法の芸術ともいえるヴェルナーの音楽は絶品。ドラマティックな旋律が魅力です。ミサ曲の2篇の合唱は4人の独唱と8人の声楽アンサンブル「ヴォクテット・ハノーファー」が歌っております。当団の指揮者ラヨシュ・ロヴァトカイは長きに渡りヴェルナーの作品を研究しており、当録音はまさに満を持して行われました。ドラマティックな旋律が魅力のヴェルナーの作品をバロック音楽に精通した豪華歌手たちが歌います。第1集「サルヴェ・レジナとパストレッラ」(AU-97799)、第2集「レクイエム」(AU-97808)
と併せてお楽しみください。
マグダレーネ・ハラー(ソプラノ)、アンネ・ビアヴィルト(アルト)、トビアス・フンゲル(テノール)、マルクス・フライク(バス・バリトン)、ヴォクテット・ハノーファー(8人の声楽アンサンブル)、ラヨシュ・ロヴァトカイ(指揮)、ラ・フェスタ・ムジカーレ/la festa musicale, Voktett Hannover, Lajos Rovatkay(conductor)
12310007 / AUDITE / 輸入盤 ご注文へ

スヴェン・S・シュルス:こだま - アカペラ合唱のための作品全集 第2集 - Efterklange - Samlede Vaerkef for Blandet Kor Vol.2 -
スヴェン・シモン・シュルス(1913-1998):
 1. 小さな春の歌
 2-5. 4つのイギリスの歌
 6-13. アカペラ合唱のための8つの歌
 14-17. 4つのアイスランドの歌
 18. なんじ良き大地よ
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作曲家のスヴェン・シモン・シュルスは、20世紀デンマークの音楽に足跡を残したひとりです。オーフス大学合唱団とヨーナス・ラスムセンはシュルスのアカペラ合唱作品を5枚のディスクに録音するプロジェクトを立ち上げました。その第2集となる今回のアルバムには、デンマークへの春の到来を歌う《小さな春の歌》、ハンス・ハートヴィ・セードーフ=ペーザセンがデンマーク語の詩にした《4つのイギリスの歌》、デンマークの人々が広く親しみをこめて歌う〈デンマークは香しく〉の収められた《アカペラ合唱のための8つの歌》、マティーアス・ヨハンネセンのデンマーク語の詩による《4つのアイスランドの歌》、大地と家畜と作物に感謝する農夫の朝の歌《なんじ良き大地よ》が収録されています。1985年に創設されたオーフス大学合唱団は、20人から35人のメンバーで構成され、オーフス大学とオーフス王立音楽アカデミー(ユラン音楽院)の音楽的環境の下、アマチュア合唱団としてプロ活動を続けています。1992年生まれの指揮者ヨーナス・ラスムセンは、王立ストックホルム音楽大学でフレードリク・マルムベリとマッツ・ニルソンの下で学び、学士号を得て卒業しました。スティーヴン・レイトンとティム・ブラウンに学んだケンブリッジ大学の優等修士号を取得、オーフス王立音楽アカデミーでカーステン・サイアー=ハンセンとセーアン・K・ハンセンに学び、ソリスト・クラスを修了し、現在はオーフス大学合唱団の指揮者を務めています。
オーフス大学合唱団、ヨーナス・ラスムセン(指揮)/Akademisk Kor Arhus,Jonas Rasmussen(con)
12310002 / DANACORD / 輸入盤 ご注文へ

ある朝に - Par un matin -
 1-5. カプレ:同声三部によるミサ
 6-10. オリヴィエ・カスパル:恋愛唄(全5曲)
 11. ショーソン:シェイクスピアの歌Op.28 - 弔いの歌(「から騒ぎ」より)
 12. カロリーヌ・マルソ:子羊
 13. プーランク:ロコマドゥールの黒衣の聖母へのリタニア
 ※録音:2022年11月/ランタン教会(リヨン)
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アンサンブル・エスキースは女声のみのアンサンブル。指揮のギュメット・ダボヴァルにより丹念に磨かれたピュアな響きで知られます。彼女たちのデビュー・アルバム「ある朝に」はカプレの「同声三部によるミサ」やプーランクの「ロコマドゥールの黒衣の聖母へのリタニア」のような神聖なものからオリヴィエ・カスパルの「恋愛唄」のような官能的なもの、ショーソンの「弔いの歌」のような悲劇的なものまで多岐にわたります。いずれも正確な歌唱と劇的インスピレーションの見事な統一を見せ引き込まれます。
ギュメット・ダボヴァル(指揮)アンサンブル・エスキース、ファニー・クソー(オルガン)、マリー・ド・ゲルン(ハープ)、マノン・スシャール(ホルン)/Guillemette Daboval, Ensemble esquisses
12310004 / EVIDENCE / 輸入盤 ご注文へ

ヘンデル:主は言われた&フェッランディーニ:聖母マリアの嘆き - Handel: Dixit Dominus & Ferrandini: Il Pianto di Maria -
 1-9. ヘンデル(1685-1759):主は言われた HWV232
 10-18. ジョヴァンニ・バティスタ・フェッランディーニ(c.1710-1791):聖母マリアの嘆き
 ※録音:2022年5月23-25日/アントワープ、Amuz [56:26]
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ヘンデルの『主は言われた Dixit Dominus』は作曲家22歳の時の作品。ローマ滞在中に書かれたもので、イタリア音楽からの影響がみられます。音楽はとにかく劇的で、のっけからテンション激しく合唱と独唱が乱れ飛び、器楽も大胆なまでに協奏的に盛り上がります。終曲の息もつかせぬ展開がまた強烈。フラマン放送合唱団とイル・ガルデリーノの意欲十分、熱気にあふれた演奏が、曲の持ち味をより明快に引き出しています。イタリアの作曲家フェッランディーニの『聖母マリアの嘆き』は一時期ヘンデルの作品として伝わっていたもの。音響的には静かめですが、きしむような音のぶつけかたが劇性をはらみ、心をえぐります。2作を聴き比べることによって、ヘンデルがイタリア書法の旨味を巧みに消化していることがわかるでしょう。
デボラ・カシェ(ソプラノ)、レイチェル・レドモンド(ソプラノ)、ソフィー・レナート(メゾソプラノ)、バルト・ファン・レイン(指揮)、フラマン放送合唱団、イル・ガルデリーノ/Bart van Reyn, Vlaams Radiokoor, Il Gardellino Orchestra
12310003 / PASSACAILLE RECORDS / 輸入盤 ご注文へ

マルクス・フリッカー:ア・カペラ作品集 - Markus Fricker: Music for choir a cappella -
マルクス・フリッカー(b.1943):
 占星術師
 もし私が生まれていなかったら
 人生の豊かさ
 Schlaft ein Lied in allen Dingen
 音楽を選ぶ人は誰でも
 Zwei Gesange: 《Nachts uberm Wasser》
 夜の静けさの中で/スターン博士
 S’ Labe
 《失恋》
 Du liessest deine Gute regnen
 Eine grosse Stadt
 Unser Vater
 開花した菩提樹
 Quand je vais au jardin
 私の村
 夏の名残のばら
 夕べの歌
 3つのドイツ民謡
 ※録音:2023年1月6日-8日 [60:34]
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ライナー・ヘルド率いるドイツ室内合唱団は、世界で初めてマルクス・フリッカーのみの作品を集めたアルバムを収録しました。マルクス・フリッカーは、スイス国内で非常に有名で知名度のある作曲家で、すでに多くの作品で多くの賞を受賞しています。このアルバムには宗教曲や世俗曲、混声合唱団や男声合唱団のオリジナル曲の他、《夏の名残のばら》や《許しておくれ、すてきな娘さん》、《深い谷間で》などの民謡のアレンジ作品も収録されています。
ライナー・ヘルド(指揮)、ドイツ室内合唱団/Deutscher Kammerchor, Rainer Held
12308013 / Rondeau / 輸入盤 ご注文へ
 
 

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