新譜・新刊 入荷ご案内 (2023年6月)


オーダーNo. / レーベル・出版社 / 販売価格 / 盤種類(CD)・出版社(楽譜)

国内盤・輸入盤 CD 【入荷商品】

入荷日 2023/6/30

ブルックナー:モテット集 - BRUCKNER: Motets -
 見よ、大いなる司祭を WAB13(1885)
 アヴェ・マリア WAB6 (1861)
 タントゥム・エルゴ 変イ長調 WAB41/4 (1846 rev.1888)
 この場所は神が造り給う WAB23 (1869)
 パンジェ・リングァ WAB33 (1868)
 乙女たちは王の前に招き入れられ WAB1 (1861)
 オルガンのための前奏曲とフーガ ハ短調 WAB131 (1847)
 愛する者よ、あなたはすべてに美しい WAB46 (1878)
 正しき者の唇は知恵を語る WAB30 (1879)
 王の御旗は翻る WAB51 (1892)
 エサイの枝は芽を出し WAB52 (1885)
 タントゥム・エルゴ ニ長調 WAB32 (1845)
 ダビデを見出し WAB19 (1868)
 オルガンのための後奏曲 ニ短調 WAB126 (c.1846)
 御身の民を救いた給え WAB40 (1884)
 キリストは従順であられた WAB11 (1884)
 ※録音:7月12,13,20,21日/イギリス、ハーフォードシャー、セント・オールバンズ大聖堂 [67:57]
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ブルックナーと言えばなんといっても交響曲ですが、それに次いで存在感のある曲種が宗教的な声楽曲です。敬虔なカトリックであった作曲者の「祈り」がストレートに表れているという点では交響曲以上とも言えましょう。 11世紀に建てられたセント・オールバンズ大聖堂での録音で、非常に優れた音響がたのしめます。女声ではなく少年合唱を起用した演奏。オルガン曲も収録しています。
デヴィ・リース(オルガン)、アンドリュー・ルーカス(指揮)、セント・オールバンズ大聖堂合唱団/St Albans Cathedral Choir
12305002 / FIRST HAND RECORDS / 輸入盤 ご注文へ

メンデルスゾーン:合唱曲集 - Mendelssohn: Choral Works - (SACD Hybrid)
 1. 詩篇第100番「全地よ、主に向かいて歓呼の声をあげよ」MWV B45
 2-4. 3つの詩篇モテット Op.78
  第1番-詩篇第2番「いかなれば諸々の民の立ち騒ぎ」(改定版)MWV B41
  第2番-詩篇43番「神よ、わたしを裁きたまえ」(改定版) MWV B46
  第3番-詩篇第22番「我が神よ、我が神よ、なにゆえわたしを見捨てられるのか」MWV B51
 5-6. 2つの宗教的合唱曲 Op.115
  第1番「死せる者は幸いなり」
  第2番「思慮深きひとは、さらに輝き」
 7-9. ドイツの典礼より MWV B57より
  第3番「キリエ」
  第4番「いと高きにある神に栄光あれ」
  第10番「聖なるかな」
 10. 夕べの祈り「主よ、わたしたちを憐れみたまえ」 MWV B12
 11. 「目を上げて」-オラトリオ「エリヤ」Op.70より
 12. 主はあなたのために天使に命じ MWV B53
 13-15. 3つモテット Op.69
  第1番「今こそ主よ、僕を去らせたまわん」 MWV B60
  第2番「全地よ、主に向かいて歓呼の声をあげよ」 MWV B58
  第3番「わたしの魂は主をあがめ」 MWV B59
 16. 聖なるかな MWV B47(世界初録音)
 ※セッション録音:2022年9月 パウル・ゲルハルト教会(ライプツィヒ)/輸入盤・日本語帯付 [67:36]
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名合唱指揮者マーカス・クリードに師事し、主にドイツの放送合唱団で指揮者を務めてきた合唱指揮者フィリップ・アーマン(1974年生)が、現在首席指揮者を務めるMDRライプツィヒ放送合唱団とメンデルスゾーンの宗教合唱曲を録音。「スコットランド」「イタリア」「真夏の夜の夢」といったオーケストラ作品や、「無言歌」「歌の翼に」といった愛らしい小品の影に隠れがちですが、メンデルスゾーンにとって合唱曲は、大変重要なジャンルでした。メンデルスゾーンは、パレストリーナやバッハらのルネサンスやバロックの様式だけでなく、ユダヤ教の伝統音楽の様式も取り入れ、独自の合唱音楽の様式を作り上げました。そのすばらしい音楽は、19世紀ドイツの教会音楽の頂きとされています。このアルバムには、有名な詩篇のドイツ語訳に付けられた作品からラテン語の作品(Op.115)、そして世界初録音となる「聖なるかな」MWV B47 まで、メンデルスゾーンの宗教合唱曲の概要と言える楽曲が選ばれ、収録されています。約70名という大規模な合唱団をまとめあげ、精緻な響きを生み出すアーマンの手腕はさすがです。メンデルスゾーンの重要なジャンルである合唱音楽の貴重なアルバムというだけでなく、日本のアマチュア合唱団にとってのまたとないお手本となる歌唱と言えるでしょう。SACDハイブリッド盤。
フィリップ・アーマン(指揮)、MDRライプツィヒ放送合唱団/MDR Leipzig Radio Choir, Philipp Ahmann(conductor)
12305017 / PENTATONE / 輸入盤 ご注文へ
 

入荷日 2023/6/23

J.S.バッハ:世俗カンタータ集 - J.S.Bach: Secular Cantatas - (8CD)
[CD1] 47:31
フェーブスとパンの争い《急げ、渦巻く風ども》 BWV201
 シビラ・ルーベンス(ソプラノ)
 インゲボルク・ダンツ(アルト)
 ロタール・オディニウス(テノール)
 ジェームズ・テイラー(テノール)
 マティアス・ゲルネ(バリトン)
 ディートリヒ・ヘンシェル(バス)
 シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 ※録音:1996年9月/シュタートハレ・レオンベルク
[CD2] 59:29
結婚カンタータ《いまぞ去れ、悲しみの影よ》 BWV202
 シビラ・ルーベンス(ソプラノ)
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 ※録音:1997年4月/リーダーハレ・シュトゥットガルト、モーツァルトザール
《裏切り者なる愛よ》 BWV203
 ディートリヒ・ヘンシェル(バス)
 ミヒャエル・ベーリンガー(チェンバロ)
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 ※録音:1998年1月/シュタートハレ・ジンデルフィンゲン
《われはおのがうちに満ち足れり》 BWV204
 シビラ・ルーベンス(ソプラノ)
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 ※録音:1998年1月/シュタートハレ・ジンデルフィンゲン
[CD3] 48:40
《破れ、砕け、壊せ》(鎮まれるアイオルス) BWV205
 シビラ・ルーベンス(ソプラノ)
 イヴォンヌ・ナエフ(アルト)
 クリストフ・ゲンツ(テノール)
 アンドレアス・シュミット(バス)
 シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 ※録音:1999年9月/シュタートハレ・レオンベルク
クォドリベット(断片) BWV524(偽作?)
 シビラ・ルーベンス(ソプラノ)
 インゲボルク・ダンツ(アルト)
 マークス・ウルマン(テノール)
 アンドレアス・シュミット(バス)
 マイケル・グロス(チェロ)
 ハッロ・ベルツ(コントラバス)
 ミヒャエル・ベーリンガー(チェンバロ)
 ※録音:1998年9月/シュタートハレ・ジンデルフィンゲン
[CD4] 78:43
《忍びよれ、たわむれる波よ》 BWV206
 クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)
 インゲボルク・ダンツ(アルト)
 スタンフォード・オルセン(テノール)
 ミヒャエル・フォッレ(バリトン)
 シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 ※録音:1994年6月/シュタートハレ・レオンベルク
《いざ、勇ましきラッパの嚠喨たる調べよ》 BWV207a
 クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)
 インゲボルク・ダンツ(アルト)
 スタンフォード・オルセン(テノール)
 ミヒャエル・フォッレ(バリトン)
 シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 ※録音:1995年1月/シュタートハレ・レオンベルク
《鳴り交わす絃の相和せる競いよ》 BWV207
 マルリス・ペーターゼン(ソプラノ)
 マークス・ウルマン(テノール)
 クラウス・ヘーガー(バス)
 シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 ※録音:2000年3月/シュタートハレ・レオンベルク
[CD5] 57:07
狩のカンタータ《わが楽しみは、元気な狩のみ》 BWV208
 シビラ・ルーベンス(ソプラノ)
 エヴァ・キルヒナー(ソプラノ)
 ジェイムズ・テイラー(テノール)
 マティアス・ゲルネ(バス)
 シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 ※録音:1996年9月/シュタートハレ・レオンベルク
《悲しみを知らぬ者》 BWV209
 シビラ・ルーベンス(ソプラノ)
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 ※録音:1998年1月/シュタートハレ・ジンデルフィンゲン
[CD6] 57:50
結婚カンタータ《おお、やさしき日、待ち望みし時》 BWV210
 シビラ・ルーベンス(ソプラノ)
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 ※録音:1998年1月/シュタートハレ・ジンデルフィンゲン
コーヒー・カンタータ《そっと黙って、お喋りなさるな》 BWV211
 クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)
 ジェームズ・テイラー(テノール)
 トーマス・クヴァストホフ(バス)
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 ※録音:1996年5月/ヘレンベルク参事会教会
[CD7] 72:03
農民カンタータ《おいらは新しい領主様をいただいた》 BWV212
 クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)
 トーマス・クヴァストホフ(バス)
 シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 ※録音:1996年5月/ヘレンベルク参事会教会
《われらにまかせて見張りをさせよ》 BWV213
 シビラ・ルーベンス(ソプラノ)
 インゲボルク・ダンツ(アルト)
 コンスタンツェ・シューマッヒャー(アルト)
 マークス・ウルマン(テノール)
 アンドレアス・シュミット(バス)
 シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 ※録音:1999年9月/シュタートハレ・ジンデルフィンゲン
[CD8] 55:35
《太鼓よとどろき、ラッパよ響け》 BWV214
 シビラ・ルーベンス(ソプラノ)
 インゲボルク・ダンツ(アルト)
 マークス・ウルマン(テノール)
 アンドレアス・シュミット(バリトン)
 シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 ※録音:1999年1月、1999年4月/シュタートハレ・ジンデルフィンゲン
《恵まれしザクセンよ、汝の幸いをたたえよ》 BWV215
 シビラ・ルーベンス(ソプラノ)
 マルクス・シェーファー(テノール)
 ディートリヒ・ヘンシェル(バス)
 シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 ※録音:1999年6月/シュタートハレ・レオンベルク
 以上、ヘルムート・リリング(指揮)
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2023年5月29日に90歳を迎える巨匠ヘルムート・リリング。卒寿を記念してヘンスラー・レーベルから過去の名録音からのボックスをリリース。当セットはJ.S.バッハの世俗カンタータを集めた8枚組です。2000年にJ.S. バッハの歿後250年を記念して独ヘンスラー・レーベルがリリースした172枚組の「新バッハ・エディションによる大全集」。この全集から世俗カンタータを集めたのが当セットです。当録音は国際的バッハ研究家として著名なヘルムート・リリング自ら校訂に参加したベーレンライター新バッハ・エディションを用いて録音され、今では決定的名盤に数えられています。世俗カンタータ集は1994年から2000年にかけて録音され、シビラ・ルーベンス、クリスティーネ・シェーファー、マティアス・ゲルネら充実の独唱陣を迎えているのも最も大きな魅力です。リリング渾身の演奏をお楽しみください!
ヘルムート・リリング(指揮)、ゲヒンゲン聖歌隊、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、ほか/Helmuth Rilling(conductor), Gachinger Kantorei, Bach-Collegium Stuttgart
12305006 / Hanssler / 輸入盤 ご注文へ
 

入荷日 2023/6/7

ヘンデル:戴冠式用アンセム集 - Handel: Coronation Anthems -
 ヘンデル:オケイジョナル・オラトリオ(機会オラトリオ)HWV 62
 ウィリアム・クロフト(1678-1727):主は太陽であり盾である(The Lord is a sun and a shield)
 ジョン・ブロウ(1649-1708):シャコンヌ ト長調
 ヘンデル:戴冠式用アンセム集
  司祭ザドク HWV 258
  汝の手を強めよ Let thy hand be strengthened HWV 259
  王は歓喜する The King shal rejoice HWV 260
  私の心のよりどころとなるもの My heart is inditing HWV 261
 ※録音:2022年10月 [60:09]
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ヘンデルは、1727年、イギリスに帰化します。同じ年、ジョージ1世が亡くなり、ジョージ2世が即位することとなり、ヘンデルはその戴冠式のための音楽を書くよう依頼されます。ジョージ1世のもとでヘンデルは水上の音楽やジュリアス・シーザーなどを発表しておりましたが、ジョージ1世を継ぐ新国王の戴冠式というイベントを花火のように彩るような音楽を書きました。RIAS 室内合唱団とベルリン古楽アカデミーが、この壮大にして壮麗な作品を、これ以上なくゴージャスに響かせています。現在でも、この作品の一部は実際に戴冠式などの典礼で演奏されています。ウィリアム・クロフトの作品は、1714に行われたジョージ1世の戴冠礼拝で演奏されたもの。実に壮麗な音楽を聴きながら英国の歴史までも体感できるような1枚です。
ベルリン古楽アカデミー、RIAS室内合唱団、ジャスティン・ドイル(指揮)/Akademie fur Alte Musik Berlin, RIAS-Kammerchor Berlin, Justin Doyle
12304012 / harmonia mundi / 輸入盤 ご注文へ

ベートーヴェン:交響曲第9番 「合唱付」 [未案内旧譜]
 1. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
 2. Molto vivace
 3. Adagio molto e cantabile
 4. Presto-Allegro assai
 ※録音:1951年7月29日/バイロイト祝祭劇場、実況録音
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英製と同レーベルデザイン同プレス規格と思われる豪HMV初期1stフラットプレスのミント盤からの復刻!!
世の中には夢のような話が現実になることがあるものですが、例えばバイロイトの「第九」の初期HMV盤がほとんど手付かずの状態で発見されるなどという話は、コレクターの夢として語られることはあっても実際にはなかなかありえないことではないでしょうか?もしそのような話があればそれは私共音楽ファンにとっては高額宝くじに当るより嬉しく心躍る出来事に他なりません。さてこの度小生はその夢のようなお話に現実に遭遇させて頂く幸運に巡り合うことができました。(オタケンレコード)
フルトヴェングラー(指揮)バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団、シュワルツコップ(S)、ヘンゲン(A)、ホップ(T)、エーデルマン(B)
12305007 / OTAKEN RECORDS / 輸入盤 ご注文へ

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」 [未案内旧譜]
 1. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
 2. Molto vivace
 3. Adagio molto e cantabile
 4. Finale. Presto. Allegro assai
 ※録音:1958年/サル・ワグラム、音源:TRX6146-7
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仏盤復刻で甦る シューリヒトの「第九」
それにしてもこの仏パテ・マルコニーのトリアノン盤、フランス趣味溢れる音造りで、華の管楽器群は勿論のこと、声楽部に至るまでそれが徹底されていると言えます。色付けという言葉は、デジタルCD時代の今日、悪い意味でしか使われませんが、アナログLP時代には、いかに趣味良く色付け出来るかがレコードの出来、不出来を左右していたと言えましょう。シューリヒトのこの「第九」のレコードは、それが最も成功したものの一つであることは間違いありません。ここでは、色付けが、シューリヒトの芸の妨げにならないどころか、先程述べました管楽器群や声楽部においては、それをより鮮明にしております。ご存じのようにシューリヒトの「第九」は後にステレオ盤も出ましたが、この仏盤の魅力は、それへのこだわりを無くさせるのに充分です。(オタケンレコード 太田憲志)
シューリヒト(指揮)パリ音楽院管、リップ(S)、ヘフゲン(A)、ディッキー(T)、フリック(B)、エリザベート・ブラッスール合唱団
12305011 / OTAKEN RECORDS / 輸入盤 ご注文へ

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」 [未案内旧譜]
 1. Allegro ma non troppo un poco maestoso
 2. Molto vivace
 3. Adagio molto e cantabile
 4. Presto
 ※録音:1962年12月27日/日比谷公会堂
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炸裂するティンパニー、火を噴くミュンシュ!幻の「第九」日フィル 東京公演
このCDの音源提供者はTKC-301の「バイロイトの第九」と同じくN氏です。N氏によれば、この音源は関係者より入手したサブマスター(マスターのデジタルコピーで、音質的にマスターに遜色ない)で、かつて一度CD化されたとのことです。しかし、ある事情で市場に出回ったものもすぐ回収され、発売中止となったとのことです。演奏者にとっては当初の予定通りの演奏ではないかもしれないが、この演奏をこのまま埋もれさせて良いかと問われれば断じて否で、むしろ積極的に世に問うべき演奏ではないかと存じ、今回の運びとなりました。(オタケンレコード 太田憲志)
シャルル・ミュンシュ(指揮)日本フィルハーモニー交響楽団、東京混声合唱団、二期会合唱団、蒲生 能扶子(ソプラノ)、小野 邦代(アルト)、森 敏孝(テノール)、岡村 恭生(バス)
12305012 / OTAKEN RECORDS / 輸入盤 ご注文へ

ベートーヴェン:交響曲第9番 「合唱付」 [未案内旧譜]
 1. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
 2. Molto vivace
 3. Adagio molto e cantabile
 4. Presto-Allegro assai
 ※録音:1953年5月31日/ウィーン、原盤:独フルトヴェングラー協会盤 F669.056-7(モノラル)
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蔵出し未通針独協会盤より復刻! 
今回 '53/5/31の第九のためにN氏より提供されたレコードは、蔵出し未通針 独協会盤です。ヘッドホン試聴でも、レコードに起因するプチノイズはほとんど検知されず、音の方も元音のごくわずかな不備以外、明瞭に録れております。この度の独協会盤は、マスター音源から採られたもので、この演奏が、初めて鮮明な音で鳴ったと言って良いのではないでしょうか? 演奏の方もこの盤で聴きますと、まことに満足のいくような出来ばえで、バイロイトの第九と最晩年のルツェルンの第九の良さを併せ持ったものとなっているのではないかと存じます。(オタケンレコード 太田憲志)
フルトヴェングラー(指揮)ウィーン・フィル、ウィーン・ジングアカデミー、ゼーフリート(S)、ロゼッテ・アンダイ(A)、デルモータ(T)、パウル・シェフラー(B)
12305008 / OTAKEN RECORDS / 輸入盤 ご注文へ

ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱」 [未案内旧譜]
 1. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
 2. Molto vivace
 3. Adagio molto e cantabile
 4. Presto-Allegro ma non troppo
 ※録音:1951年 1月7日/ウィーン楽友協会大ホールにて実況録音
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全く想定外の良音で甦る!ミント盤LPからの復刻!!
今回の復刻は、1951年1月ウィーンフィルの第九です。これは、全く想定外の良音で再生されました。1951年1月といえば、例のバイロイトの第九の半生余り前です。曲の解釈や、フルトヴェングラーの気力の充実度などは酷似しています。しかし、このウィーンフィルの第九は、文字通り、音楽すなわち音を楽しむことも、音楽の重要な要素であることを、思い起させてくれます。(オタケンレコード 太田憲志)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)、ウィーン・フィル、ウィーン・アカデミー合唱団、イルムガルト・ゼ―フリート(S)、ロゼッテ・アンダイ(A)、ユリウス・パツァーク(T)、オットー・エーデルマン(B)
12305009 / OTAKEN RECORDS / 輸入盤 ご注文へ

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」 [未案内旧譜]
 1. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
 2. Molto vivace
 3. Adagio molto e cantabile
 4. Presto-Allegro assai
 5. O Freunde, nicht diese Tone! -
 ※録音:1952年2月3日/ムジークフェラインザール(ライヴ・モノラル)
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オタケンリマスタにより甦る「ニコライの第九」
「ニコライの第9」は、従来より「バイロイトの第9」に匹敵する名演と言われて来ましたが、昨今のリマスタ盤の音質改善により、そのことがやっと明らかになって来ました。今回、当社のリマスタリングにおきましては、ノイズリダクションに伴うデジタル的漂白化を避け、極力アナログ的雰囲気を残しつつも、録音年代の古さを全く感じさせない、眼前で演奏しているかのようなリアリティーを引き出すことに注力いたしました。その結果、この演奏からウィーンフィルの魅力を、より一層感じ取れるようになったのではないかと存じます。(オタケンレコード 太田憲志)
フルトヴェングラー(指揮)、ウィーン・フィル、ウィーン・ジングアカデミー合唱団、ヒルデ・ギューデン(S)、ロゼッテ・アンダイ(A)、ユリウス・パツァーク(T)、アルフレート・ペル(B)
12305010 / OTAKEN RECORDS / 輸入盤 ご注文へ
 
 

楽譜 【入荷商品】

入荷日 2023/6/23

信長貴富 : 二つの混声合唱曲  「新しい明日へ」
 1. 新しい明日へ side-A
 2. 新しい明日へ side-B
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2023年1月、岐阜大学コーラスクラブ第65回記念演奏会にて初演(指揮=永井英晴)。
長く続くコロナ禍で大きく影響を受けた大学合唱団を励ましたい、という気持ちが込められて出来た作品。
詩集『新しい明日へ』は、壮大な風景写真と旅を綴った詩で構成されている。一篇の詩から2曲紡がれており、輝かしく前進していく「新しい明日へ side-A」と、堂々と広がっていく「新しい明日へ side-B」という2つの異なった性格を持っている。
学生合唱団を中心に多くの世代で溌剌と愛唱したい作品である。
グレード:初-中級
演奏時間:約7分40秒
52306010 / 混声 / カワイ出版 ご注文へ

大中恩 : 混声四部合唱とピアノのための 「わたりどり」
 1. わたりどり
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合唱界の珠玉の名曲「わたりどり」。
既存のものは無伴奏混声四部版とピアノ伴奏付きの混声三部版。
無伴奏混声四部版にピアノ伴奏が付き、調性はB durから三部版と同じくA durに半音下がった。
前奏があることでコーラスの出だしは歌いやすくなり、後奏も付いているのでしっとり静かに終わる形となった。
どの合唱団もアンコールで歌いやすい1曲である。
グレード:初-中級
演奏時間:約2分40秒
52306011 / 混声 / カワイ出版 ご注文へ

石若雅弥:編曲 : 合唱ピース  「愛の花」
 1. 愛の花
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NHKの朝の連続テレビ小説『らんまん』のテーマソング、あいみょんが歌う「愛の花」の二部合唱版。
植物学者をテーマにした番組の内容にふさわしく、愛に溢れた花を届けたいというやさしい思いがこめられた楽曲。
心があたたかくゆったりとした原曲のイメージを活かした合唱曲に編曲。
混声・女声・男声・同声合唱のどの編成(声)でも演奏可能。ピアノ伴奏付き。
グレード:初-中級
演奏時間:約4分
52306013 / 混声,女声,男声,同声 / カワイ出版 ご注文へ

なかにしあかね : 女声二部合唱とピアノによる三つの優しい情景  「まどかな夢」
 1. 3年後に咲く花
 2. 一歩 一歩
 3. まどかな夢
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2022年7月16日、「“円”女声ハーモニー第12回演奏会」にて初演。
詩は合唱団員から寄せられた思いのこもった言葉をもとに、作曲者が構成。
やさしい二部合唱であるため取り組みやすく、おかあさんコーラスの1ステージに最適。全3曲。
グレード:初級
演奏時間:約7分20秒
52306012 / 女声 / カワイ出版 ご注文へ

寺嶋陸也:編曲 : 女声合唱とピアノのための 「にほんのうた 4」
 1. 蘇州夜曲
 2. 鈴懸の径
 3. リンゴの唄
 4. 長崎の鐘
 5. 青い山脈
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2023年5月19日、「女声合唱団 九月の風」の演奏会にて初演。
昭和の戦前から戦後に流行った日本の懐かしい歌を女声合唱にしたもの。当時の日本人の心に響いた名曲を収録。
グレード:初-中級
演奏時間:約19分45秒
52305011 / 女声 / カワイ出版 ご注文へ

山下祐加 : 無伴奏混声合唱組曲 春が来たなら
 1. 春が来たなら
 2. ゆうすげびと
 3. 永い午後に
 4. 真冬のかたみに……
 5. しあわせな一日は
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彩り豊かな音色で多才な作風を持つ山下祐加による無伴奏混声合唱組曲。終曲『しあわせな一日は』は、日本大学合唱団 第67期卒団生によって委嘱され、2016年3月3日(国立オリンピック記念青少年総合センター 小ホール)日本大学合唱団 第67期生卒団式・卒団記念演奏会にて初演された。
その後、全5曲の組曲として、合唱団 ぬっくによって委嘱され、2023年2月4日(三鷹市芸術文化センター 風のホール)合唱団 ぬっく 第2回演奏会 ―10th Anniversary―(指揮:服部純也)にて組曲初演された。24歳で結核のため亡くなった夭逝の詩人、立原道造。
彼が印象的に用いた時間経過の描写の詩を「季節」ごとに選び、全5曲の組曲(春→夏→秋→冬→)が作られた。立原道造が求めた「若い情熱」や「生きること」をテーマに、自然風景の移ろいの儚さ、人々の美しさに思いを馳せて、無伴奏ならではの人の声のみによる豊かな音響によって5つの風景が鮮やかに描かれる作品。
[難易度]中級 
[対象]中学生・高校生・一般合唱団
52305013 / 混声 / 音楽之友社 ご注文へ

信長貴富 : 合唱組曲 わたしの青はだれが決めた
 1. 滑走路 - みんなここから -
 2. 天使じゃない
 3. あの日のカモメ
 4. 空
 5. 歌の風
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〈リフレイン〉をはじめとして、これまで多くの魅力的な作品を生み出してきた覚和歌子×信長貴富による同声合唱組曲。2023年3月26日(船橋市民文化ホール)船橋さざんか少年少女合唱団 創立40周年記念演奏会(指揮:榊原哲/ピアノ:鈴木永子)にて委嘱初演された。
同団による2011年の委嘱作品「合唱組曲《こころに地図をひらいたら》」に続いて、委嘱の際に作詩者・作曲者と指揮者による打ち合わせが行われ、今回は「空」というキーワードを設定し、詩と曲が書き下ろされた。今を生き、未来を切り開く子どもたちの無限の可能性と、無垢な想像力を映し出す5つの「空」の物語。
私たちの日常にある「空」の様々な風景を、豊かな子どもの感性で歌い語る。思わず歌いたくなるメロディが歌い手にも聞き手にも心地よい。二部合唱が中心となっているので、人数を選ばず演奏出来る作品。タイトルには組曲とあるが抜粋での演奏でも魅力的である。
[難易度]初級 
[対象]少年少女・小学生
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